2012年5月13日日曜日

震災によるの死亡率は、やはり高齢者が高かった。

東北の震災による死者”数”は高齢者が多いと報道されているが、
死亡”率”も高齢者の方が高いのだろうか。確かめてみた。


まずは死亡者”数”をグラフ化する



高齢者で亡くなられた方が多い。
62歳あたりで減少しているように見えるのは、終戦前後生まれのそもそもの人口が少ないせいだろう。

では年齢別の死亡”率”(10万人当たりの死亡者数)を計算してみる。



今回は東北三県の震災による年齢別死亡者数を、東北三県の年齢別人口で割っている。
より正確に死亡率を出すには、沿岸地域の人口だけに限るべき

やはり、年齢が上がるほど、震災による死亡率が高かった。



今回の震災の死亡原因は、津波による溺死が9割以上とのことなので、
逃げ遅れやすい高齢者が犠牲になりやすかったのかもしれない。


阪神淡路の震災(死亡原因の多くが圧死)の年齢別死亡率と比較してみる必要がある。






最後に、亡くなった方の御冥福をお祈りします。

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