死亡”率”も高齢者の方が高いのだろうか。確かめてみた。
まずは死亡者”数”をグラフ化する
高齢者で亡くなられた方が多い。
62歳あたりで減少しているように見えるのは、終戦前後生まれのそもそもの人口が少ないせいだろう。
では年齢別の死亡”率”(10万人当たりの死亡者数)を計算してみる。
今回は東北三県の震災による年齢別死亡者数を、東北三県の年齢別人口で割っている。
より正確に死亡率を出すには、沿岸地域の人口だけに限るべき
やはり、年齢が上がるほど、震災による死亡率が高かった。
今回の震災の死亡原因は、津波による溺死が9割以上とのことなので、
逃げ遅れやすい高齢者が犠牲になりやすかったのかもしれない。
阪神淡路の震災(死亡原因の多くが圧死)の年齢別死亡率と比較してみる必要がある。
最後に、亡くなった方の御冥福をお祈りします。
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